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東京―新大阪│東海道新幹線こだま<アゼスタ乗り物ブログ>

こんにちは。アゼスタです。
奄美、沖縄の梅雨入りが発表されましたね。
昨年より6日早いそうです。
本州の梅雨入りまではあと3週間ほどでしょうか。
さわやかな五月晴れの日が1日でも多くありますように。

 

さて、今回は「東海道新幹線こだま」のご紹介です。

 

皆さんもよくご存知の路線。
帰省や観光、添乗などにもよく利用されているでしょう。
ちょっとだけその歴史を調べてみました。

 

東海道新幹線こだま?_R.JPG

 

東海道新幹線の開業は1964年10月1日。
10日に開幕する東京オリンピックに合わせた開業となりました。
当時はアジア初と東京でのオリンピックに向けて、首都高速や地下鉄、モノレール、
国立代々木競技場などが建設されました。
“オリンピック景気”または“東洋の奇跡”と称される頃です。

 

建設計画が承認され起工式を行ったのが1959年。
わずか5年で完成したかのように見えますが、実際には1939年頃から始まった「弾丸列車計画」の
下地があったことが工事短縮につながったとされています。

 

「弾丸列車計画」とは、満州事変や日中戦争の頃に物資輸送の激増に伴い東海道・山陽本線の輸送量も増大した為、
本線とは別に広軌の新路線を建築し、スピード、量とも輸送力を増強するというものでした。
この工事は太平洋戦争のさなかにも続けられ、戦況の悪化により中断となりましたが、
日本坂トンネルや新丹那トンネル、東山トンネルなどが作られており、後の新幹線に役立つことになりました。
関係者の間では、新しい幹線を敷設するということから「新幹線」という呼称を用いており、
ここで呼ばれていたことが起源であるとされているそうです。

 

鉄道に詳しい方には知ってて当たり前!のレベルですね(汗)
当時の映像や、映画、ドラマで見る新幹線開業のシーンはとても華やかですが、
そこに至るまでの背景には戦前まで遡り、「弾丸列車計画」中断の無念さや、戦後の“高度経済成長期”など、
関わった人たちの思いや苦労が浮かび上がってきますね。

 

東海道新幹線こだま_R.JPG

 

こうして世界初の高速鉄道としての新幹線がスタートし、50数年経ちました。
「こだま」は開業したその日から今もずっと活躍しています。

姿も格好良く進化しています。

「のぞみ」や「ひかり」に比べると地味になりがちですが、新幹線の各駅停車としては必要な存在。
いつまでも走り続けてほしいですね。

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JR東海 │ 茅野駅前SL 長野県 <アゼスタ乗り物ブログ>

おはようございます、アゼスタです。
今日は茅野駅前にあるSLについて紹介します。

茅野駅といえば八ヶ岳や蓼科などに登山にいく人の玄関口です。
ここの東口にSLが展示してあります。

展示されているSLは「国鉄C12形蒸気機関車」
このC12型は「C1267」であり、昭和8年に日立製作所によって製造されています。

電気電車の普及に伴い、昭和48年に役目を終えています。
引退後は、これまでの活躍や人気からここ茅野駅に展示されています。

実際に行ったアゼスタ社員によると
一般的にSLで知られているD51(デコイチ)よりも若干細身みたいですね。
間近に見られて最高だったみたいです。


アゼスタ 長野県 岡谷駅前SL
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C1267について

全長:11.35m
重さ:49t
高さ:3.9m
馬力:520馬力
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JR東海 │ ドクターイエロー <アゼスタ乗り物ブログ>

おはようございます。アゼスタです。
今日は東海道新幹線のドクターイエローについて書いていきます。

みなさんは車体が黄色からドクター・イエローと呼びますが、正式名称を知っていますか?

正解は「新幹線電気軌道総合試験車」です。

ドクター・イエローは普通の新幹線と違い、一般客などを乗せて走ることはほとんどありません。
でも、震災が起きたときに例外はあるそうです。
実際に阪神淡路大震災の時は、建設用の材料を運ぶために利用されたみたい。

走りながら、線路の歪みや架線の状況などを管理システムに送信するのが、ドクター・イエローの役割。
やはり新幹線が線路を通ると、車体の重さの関係で線路や架線に負担がかかってしまいます。
一回の走行の負担が少なくても、何度も走行することで大きな負担となり、
放置しておくと重大な事故につながりかねません。

そうならないためにドクター・イエローが10日前後に1日走行しているそうです。
一回の走行は2日間で行われるらしく、東京から博多で一日、帰りの博多から東京で一日かかるみたい。

マニアになると、ドクターイエローの走行をある程度予測しているそうです。
もしどうしてもドクターイエローを見たい場合は、マニアの方から情報をもらうといいでしょう。

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