こんにちは、アゼスタです。
今回は日本郵船「氷川丸」のご紹介です。
氷川丸(ひかわまる)は、日本郵船が1930年(昭和5年)にシアトル航路用に建造した貨客船です。
船名は、大宮氷川神社に由来しています。
現在は横浜市の山下公園前(横浜港)に係留されており、
2008年に「日本郵船氷川丸」としてリニューアルオープンしました。
戦前より唯一現存する日本の貨客船であり、船内のインテリアなども含めて貴重な産業遺産であるため、
2003年(平成15年)には横浜市の有形文化財の指定を受け、
2007年(平成19年)に経済産業省の近代化産業遺産として認定れました。
さらに2016年(平成28年)8月には国の重要文化財(歴史資料)に指定されました。
船内は、客船エリア、乗組員エリアと分かれており、氷川丸の歴史の展示を行っているエリアもあります。
屋外デッキから景色を楽しむこともできます。
また、氷川丸が係留されている「山下公園」は、海への眺望、記念碑や歌碑、
港から眺めるベイブリッジなど見どころの多い公園です。
また、山下公園は横浜のバラの名所でもあり、
毎年春と秋の時期には、「未来のバラ園」にたくさんのバラが咲き誇ります。